だるまさんが咲った事前編

 新型コロナの流行で規模が縮小されて開催されていた深大寺のだるま市だが、昨年はほぼ例年通りの開催となった。そして新型コロナウィルスの5類への移行でまだまだ油断はできないが今年は完全に従来のだるま市に戻った。
 2月8日に深大寺のHPに案内が出ていた。特に新しい情報はないが『だるまさんが咲った』。「咲」という字をで「わらう」と読むのは最近はほとんど使われていないようだが、「笑」の本字だそうだ。

  だるま市のトップページ(ポスターか?)
        

     

       深大寺ホームページへ


    令和6年深大寺だるま市について 今年のだるま市案内
           今年の案内になったようだ。画像も変わっていた。


 さらに深大寺トップページの画像が変わっていた。
         



                                





        完全復活! 深大寺だるま市に行く 

 昨年、新型コロナも5類に移行して安心とはいえないまでも、今年から深大寺だるま市は完全復活をした。
 今年は初日が日曜日なので混雑が予想される。いつもより少し早く出かけることにした。東京マラソンの開催があるので山の手通りから新宿経由で甲州街道に入るのは避けて環七から甲州街道に入った。日曜日の早朝ということもあり順調に走れた。







まだ夜明け前
今年も深大寺だるま市へ行く
もうかなり夜明けも早くなってきた

駐車場に到着したのは
7時をわずかに過ぎたころ
まだ駐車場に車はほとんどいない
夜明け前 太陽が高くなってきた
まだ駐車場は空いている 坂道途中の露店は準備も始まっていない 脇道の西門(乾門)から入る
元三大師堂も戸を外して準備中
参拝者もまだほとんどいない
元三大師堂 戸を外して準備中
会田さんの店に行く
出遅れた!
とりあえず干支ものを2点確保する。
レックス君(仮称)と並んだ
大きな作品は売れてしまった
ライバルが多すぎる

内野さんの店に移動する
お買い上げ! 内野屋のメイン店舗
正面向きの招き猫は次回購入の候補 髭達磨が各種ある 昔ながらの籠に入れて運ぶ


 根岸さんの店の様子を見に行く。

根岸さんの店に行く
1月に圓福寺で干支ものは作っていないが
これから辰を1匹描くといっていた
これがそのだるまだろう

岐阜のおじさんが買わないかと指名された
おじさん用に制作された? 買ってよ
いろいろと情報を仕入れる
屋号は「やまね」ではなく「やまこ」とのこと
先代根岸利夫さんは
やはり亡くなられていた

1点限りの目のぼかしなし招き猫 屋号の由来も聞いた
根岸利夫さんの奥様は90才を優に超えても元気に店に出ている 青猫を買った
どっちにする? 小型でもいろいろ型があるようだ


 会田さんの店に再び様子を見にいき撮影する。山﨑(山武)さんの店でも情報収集する。

干支ものは少なくなった 住宅事情に合わせて達磨抱えや親子猫も小型が制作されるようになっている
だるまの前にあるのが小さめ親子猫 干支ものはレックス君だけになってしまった だるま前抱え猫は持っていたかな?
早朝はマニアが集まるので大変だったが
やっと一段落ついて
落ちつきを取り戻してきた

今年は干支ものの画像がほとんどない
よく見たら昨年もほとんどなかった
レックス君は玉を持っている 店は落ちつきを取り戻していた。
山﨑(山武)さんの店でも情報を仕入れた 店を出していたのは山﨑トキさんの2人の娘さん夫婦のようだ


 山門から入っていなかったのでもう一度仕切り直し。

一通り張り子を見たので
もう一度山門から出直し
深大寺土鈴の店 山門
もう白梅は終わり 山門額「浮岳山」 だるま市準備は整った
常香炉 鐘楼 出番を待つだるま
本堂前 「だるまさんが咲った」 元三大師堂へ
元三大師堂 ここに寺務所の建物があったはず だるま納所
だるまの目入れは大師堂の上で  まだ列は短いがこれから混んでくるだろう 深大寺のラッピング自動販売機
北門 開山堂へ 工事前はこんなに見晴らしはよくなかった ユリノキの樹形が綺麗だ
昨年開山堂付近は
整備をしていては入れなかった
北門が一方通行になっていた
人もいないので
一方通行はあまり意味がなさそう

下を見下ろすと
以前は樹木で見晴らしがよくなかったが
元三大師堂やだるま市も
よく見えるようになった
第2駐車場はほぼ満車になっていた 9時前なのでまだ時刻は早い

 家路につく。帰宅するとまだ10時前だった。


 さて今年の収穫はというと下の8点。珍しく大量に買い込んだ。その分、財布も寂しくなった。

今年の収穫  
内野家  
(左)
控えめな右招き猫

(下左)
三つだるま

(下右)
稲荷(狐)
根岸家

(左)
右手挙げ招き猫青小
会田家
(上左・右)
今年の干支もの招き猫
右の猫が小さい方は辰の下にも底が付いている
底を付けないと傾いてしまうのだろう
ちなみの同型の大きい猫が付いているものは
辰には底が付いていない

(中左)
子猫抱き親子猫

(下左)
俵乗り招き猫
サイズ等は「招き猫猫図鑑」を参照のこと
※ただし、会田家の猫はまだ未掲載


 緑の龍(辰)は恐竜のようなユーモラスな作品。ちょっと手直しして「レックス君」にすれば福井の恐竜博物館のグッズになりそうだ。もっとも手張りでは量産化は無理か。
 下の2点は注文品。来年は制作しづらそうな巳だがどのような作品が出るだろうか?平日ではあるが、夜明けを目標に出かけよう。