来る福招き猫まつり 1998 
この年も私は2つの会場を駆け足で回ったような気がする。やはりこの年の最大の見物は「主夜神尊招き猫」だろう。後に自分自身が復刻版を製作にかかわりをもってくるなど夢にも思っていなかった。

瀬戸会場 

 毎年復刻招き猫を製作する「中外陶園」の開いた「おもだか屋」。ちなみにこの年は「親子猫の水滴」 松千代館と同じアーケード街にあった、人招きとお金招きの記念写真撮影用ボード。今でも使用されている。 松千代館会場とおなじみ宮内さんの巨大招き猫(はらみ招き猫)。昨年は松千代館内にいたが、この年は野外(アーケード街)に出てきた。



伊勢会場
「天高く、福、来ゆる」がテーマ  この年から「招き猫フリーマーケット・招き猫楽市」始まる。ただし会場は今とは異なり「すし久」横の駐車場。りっぱな山車に乗ったのはこの年が最初だったはず。

 
 屋根つきの山車に乗った伊勢のシンボル巨大招き猫。この年から山車も現在の姿になった。  初日(9月29日)に吉兆招福鈴の授与  おかげ横町メインストリート。まだこの場所では招き猫楽市は開かれていない。


 この年から郷土玩具招き猫展に制作者の紹介が登場。現在も展示方法が変わりながらも使用されている。これでずいぶん会ったことのない招き猫師の素顔がわかった。  この年の見物の一つ。檀王尊法林寺の主夜神尊招き猫公開。この年の12月から大祭が復活された。
 かつて法林寺で授与された小型の招き猫。白っぽいのは彩色が風化して剥落しているらしい。