2001年来る福招き猫まつり 伊勢編
瀬戸の親方、高階さんの説得にあって1日瀬戸を楽しんだ後、いよいよ伊勢に出発です。来る途中で気になった石造り?の招き猫も見ていくことにしました。ゆっくり行って車中泊でもいいかなと思っていたのですが、天気予報では前線通過に伴う大雨の予報が出ています。ちょっと車中泊をする様子ではなさそうです。行きを急いで急きょ伊勢のホテル泊となりました。
朝になってもちょっと雲行きは怪しく、傘を手放せない天気です。今日は10月1日(月)の平日なのでちょっと人出は少な目です。まして小雨交じりの天気で、朝のおかげ横町は寂しげです。
まずは岐阜の骨董屋さん古市さんと目が合い、天気が悪くて手持ちぶさたの古市さんに誘われておかげ横町の「はいからさん」でモーニングコーヒー。去年は懇親会で隣に座っていろいろとお話を聞かせていただきました。 今回も招き猫まつりに出店すくことになったいきさつなど、話を聞いている間にも商談の電話がかかってきていました。どうも最近は景気の下落とともに招き猫の売り上げも落ちているとのこと。10日間張り付いて出店しているのは大変なようです。 |
毎年おなじみ おかげ横町入り口付近 |
常夜燈の脇でお出迎え | 常時招いているのだろうか |
記録的大雨で増水した 五十鈴川 |
平日なので ちょっと人通りは少な目 |
それでもだんだん 人出は増えてくる |
人通りはちょっと少な目といっても休日に比べればと言うことで、伊勢参りの人達も寄っていくのでけっこう昼近くになると人出も多くなります。そしてもう一つ今日は10月1日で毎月1日のみ赤福で販売される「朔日餅(ついたちもち)」の販売目当ての人もいます。この朔日餅は月代わりで特に4月の桜餅と10月の栗餅が人気が高いとか。朝暗いうちから行列が近くの橋の向こう側までできると言うことで入手は困難を極めるようです。常連さんはほとんど予約をしているようです。持ち帰りは買うのが大変ですが、店内で食べることは簡単にできます。噂には聞いていたのですが、うまく日があわず今回が初めての試食でした。店内で食べる赤福より1粒少ないのですが、栗餡でなかなかの味でした。
赤福の「朔日(ついたち)」餅 | 10月の朔日餅 |
お休み処の「にゃん福処」では今年も数当てクイズをやっていました。今回は清水市の山本さんの所蔵品からの出品です。私が以前提供した鴻巣の練り物や去年藤枝で復元された練り物の招き猫の製作体験で山本さん自身が作ったものも含まれていました。
「招き猫探偵団」なる企画に参加すべく、スタンプを貰う。これは来る福招き猫まつりのキャラクターの弟たち7匹がおかげ横町内で迷子になったという設定で、それを捜すというもの。どうしても黒吉丸という黒猫だけ見つからず、ちょっとズルをして知り合いに聞いてみたのですが、わからず。あちこちに聞いてもらいやっとスタンプをゲット。あんなわかりやすいところにありながら見つからないときには目に入らないものです。
にゃん福処入り口 | 招き猫数あてクイズ | 中央の2匹の 自作品は山本さん作 |
にゃん福処では燐票コレクターの加藤豊さんによる招福燐票展も開催していました。福を呼び寄せるキャラクターなのでもっとラベルになっていてもよさそうな感じがするのに意外に数が少ないように感じました。
招き猫燐票 加藤豊さんの燐票(マッチのレベル)コレクションの中の招き猫編。もっとあっていいような気もするが以外に数が少ない。 |
今年の特別展示
今年の特別展は「日本有数招き猫コレクター自身の一品」でした。招き猫収集にかけては有名人の板東さん、山本さん、三満さんのコレクションから自慢の一品が公開されました。それぞれに思い入れのある一品です。自分だったら何を選ぶだろうか。初めの一歩も今になってはどれだったかわからなくなってしまったし。
三満礼子さんの 「はじめの一歩の招き猫」 |
山本冨士子さんの 「マレーシアのスズ猫」 |
板東寛司さんの「明治猫」 |
おみやげはこれで決まり!?
招き猫ボトルは最近あちこちで販売されています。おはらい町通りに面した伊勢萬で販売されている清酒「おかげさま招福」(これが正式名らしい)と「兆福(ふくのきざし)」。「おかげさま招福」こと「招き猫ボトル」(写真 中下)はぱっちり目におかげさまの小判持ちで2850円。「兆福」(写真 右下)は招き猫が瓶の中に入ったちょっと珍しい瓶。よく見ると瓶の底がドーム状の上げ底になっており、そこに陶製の招き猫が鎮座しており、瓶の底はフエルトのようなものが貼ってある仕組み。これで3800円也。瓶は欲しいのだが酒を飲まないものにとってはひじょうに割高になってしまう。今回は写真を撮るだけにしました。
店頭の招き猫軍団 | 招き猫ボトル | ちょっと不思議な猫びん |
今年は残念ながら着いたのが開催3日目になってしまったので全国郷土玩具招き猫展ではお目当ての招き猫をあまり入手できなく残念でした。来年は29日伊勢、夕方は瀬戸で懇親会、30日は瀬戸でボランティア?などと考えています。
なんだかんだで結局夕方になってしまい、思案の結果、鳥羽からフェリーで伊良湖経由で帰宅となりました。
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