来る福招き猫まつり in 瀬戸 (2007年9月23日)
招き猫まつり2日目。今日は一日瀬戸で過ごす。午前中に会場を見て回り、午後から店を手伝う予定。
昨日とは違い、今日はゆったりと朝を迎えた。ここの朝食は500円と安い。朝食に行くとそこにいたのは大部分が祭り関係者だ。もりわじんさんもいれば、佐山さんもいる。招き猫倶楽部の荒川さんの姿も見えた。関係者が多く宿泊するだけにこの宿は早く申し込んでおかないと満室になってしまう。
時間もあるので散歩に出かけることにする。神社では結婚式が行われるようで、朝から関係者が集まってきている。はなれの社務所のような建物をのぞくと授与品とも思えないいろいろな招き猫が置いてある。本殿で招き猫みくじをひく。陶製の招き猫に差してある番号を持って社務所に行くとおみくじを渡される。開くと「大吉!」。今のこの状態が大吉か!複雑だ。でも素直に喜ぶことにしよう。御朱印をお願いする。朝早かったからかちょっと手抜きじゃない。サインペンはないでしょ!
瀬戸パークホテルの部屋から 隣の寺院の屋根を見る。 これは陶器の屋根瓦 |
深川神社の屋根 もちろん陶器 | 朝の深川神社 |
陶彦社 | 陶製の狛犬 | |
「お願いこま犬」 | 社務所? | 猫の名は「藤四郎」 |
大人気、招き猫みくじ | 好きなものを取って、 書いてある番号の おみくじを社務所にもらいに行く |
招き猫みくじ |
さて、街中へ繰り出す。まずは今日のお手伝い場所銀座商店街に顔を出す。会場はもう準備に入っている。こちらもメイクをして準備しなくてはならない。
銀座商店街の奥へ行くと、すでにメイクが始まっている。今年は猫ミミも200円で販売している。すでにカチューシャタイプは初日で完売してしまったようだ。このミミだけタイプは髪の毛に留めるタイプなのだが、おじさんの中には留まらない人もいる。メイクも注文があればある程度聞いてくれる。先にやっていたおばさんはついに筆取り上げ自分でメイクを始めてしまった。やはり若いメイクアップアーティストではおばさんに太刀打ちできないようだ。とりあえず今回は可愛すぎず、まぁおかま風の猫という注文を出した。眼鏡を外して描かなければならないが、メガネをするとフレームで隠れる分だけ顔の雰囲気が変わってしまう。なかなか難しい。
今回は30年ほど前の猫ミミの伸びきったゴムを交換して自前で持ってきたが、どら猫市で300円の尻尾付きがあったのでこれを購入した。結局30年ものの耳は、どら猫市の親方Tさんの斡旋で会場に来ていたこどもの頭上に落ちついた。
猫メイクはすっかり瀬戸会場の名物となってしまった。来年はもっと猫がたくさん大手を振って歩いていそうだ。
こんな感じでメイクする | こちらメイク会場で販売の猫耳 | 今回調達の耳と尻尾 |
車をホテルの駐車場に置いたままだったのでとりあえず文化センターの駐車場に置きに行く。この日は朝早くから結婚式があり、関係者が多く集まってきていたが、どうも猫メイクで歩いているのは場違いな感じだ。
自分ではわからないが、猫が運転しているのでおかしな光景だろう。まずは文化センターの催しを見て歩く。まだ時間が早いので猫メイクは少数派だ。
ギャラリー猫町で、以前から注目していた「花猫札」を発見。岡本肇さんの個展ではカバマルの来年のカレンダーを購入。小嶋伸・サチコさんの個展では印刷技術を使ってウッドピクチャーの手頃な価格のものが出ていた。佐山泰弘さんの個展では久しぶりにからくり猫が出ていて、佐山さんは骨折した「闘う猫」の修理に取りかかっていた。今年は個展の数が多かったような気がする。
楽市は残念ながらアートマーケットやどら猫市などに分散してしまったので以前の活気がなくなってしまったのが残念だった。
さて、下山して瀬戸の町を散策するとしよう。「せともの市」が2週間前に開催されているので、すっかりタイアップした形となってしまった。商店街の幕も二つの祭り共通となっている。銀座通り商店街はけっこう工夫を凝らしておもしろい。特に文化センターをはじめ、丘の上の方は多くの創作招き猫を紹介しているのに対し、ふもとの商店街では手作りで祭りを楽しんでもらおうという企画が目白押しだ。これこそ祭りだ。みんなで楽しんでしまえという感覚である。
銀座通り商店街入り口 | ||
いいな、これ! | ||
どら猫市会場 | これはお薦め、セットで300円 | |
ユニバーサルタイプの 充電器デモンストレーション デジカメやビデオの バッテリーも 充電できる 猫耳付きの特別バージョン |
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招き猫神社 | ||
「守ったる!」の狛犬パワーも健在 | さりげなくこんな企画もやっている |
こちらは瀬戸末広商店街に近い会場のお休み処。しかし、おもだか屋前のこの会場はマンション建設のため来年はなくなりそうだ。
招き猫 | ||
この会場は来年はなくなりそう | 橋の欄干もこんな感じ |
猫メイクもすっかり定着した。メイクの場所も増えたし、メイクした人たちがごく普通に街中を歩いて観光しているところがおもしろい。これだけ増殖するとメイクして当たり前となってくる。後半になるとあまりに希望者が多くやや粗製乱造の感があったようだ。やはりメイクしてもらなら早めの方がよさそうだ。
「猫メイクをして福をゲット!」などという企画もある。「なりきりコンテスト」、「ねこ鳴きまね大声大会」や「なりきり早飲み大会」(ただし牛乳)などメイクをしての参加だ。FMの移動放送局も今年は参加しており、情報発信をしている。ますます瀬戸会場は進化している。これだけいろいろなイベントをやると全部見て回るにはかなり時間を要する。今年もけっこう見逃してしまった会場が多い。来年はできれば2日かけて参加したい。
しまった、招いていない。 カニ猫になってしまった |
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どら猫市もあっという間に片付いた | 銀座商店街のアーケードも静けさを取り戻した。 | |
アッ、こんなところにも猫がいた |
今年はこんなものを買っちゃいました。購入品は復刻招き猫、猫ドンさんのメロ君似のストラップ、花猫札、雲林院さんの招きネズミ、岡本肇のカレンダーなど。
今年の復刻招き猫 | 猫ドンさんのストラップ | 雲林院さんの招きネズミ |
元祖ふとねこ堂の花猫札 |
今年は店番をあまりできなかったが、来年はもう少しお手伝いしましょう。伊勢会場の会期が瀬戸とずれれば二泊できるのですが。来年はまさに伊勢頼みですな。