今年はちょうど9月29日の招き猫の日が開催日と重なった。普段なかなか行けない神事を見ることができる。9:29に間に合うように朝早く家を出る。バスはまだ走っていないので東上線のいちばん早い電車に乗車。池袋で新幹線の乗車券を購入したので少し時間ロス。ホームに上がると電車は山手線内回りは出発していった。普段は頻繁に来る山手線も土曜のこの時間だと運転がまばらだ。ホームでけっこう時間待ちする。東京駅到着は新幹線の始発にはぎりぎりの時間で自由席だと席の空きが不安なので二番列車に乗ることにする。わが家から新幹線の始発に乗るには乗車券を事前に購入し素早く乗り継がなければならないことを学習した。
8時前に名古屋到着。そして尾張瀬戸到着9時少し前。間に合った。まだ時間が早いので駅前のインフォメーションも開いておらず、店も準備中。
とりあえずコインロッカーに荷物を入れ、愛用のしっぽを付けて銀座通りに向かう。
今年も祭りがやってきた。いや出かけていった。 瀬戸の招き猫まつりの始まりだ。 もはや日本最大の猫まつりと化した感がある。 |
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尾張瀬戸に到着 | さぁ、祭りの開始! | |
コインロッカーに荷物を入れ、深川神社に向かう。まだ時間は早いのでみんな準備中。準備中の写真を撮りながら銀座通り商店街へ。 ホームポジションになるどら猫市へ。みんな準備を進めている。猫純さんの新作のひとつに目がとまる。夕方残っていたら買い! 毎年来ているので夕方までに買いたい人がいたらそちらに譲ります。 親方とYさんにくっついてモーニングコーヒーに。 おっと、深川神社での神事の開始9:29が近づいている。コーヒーは後にして神社に向かう。 何やら怪しい軍団が・・・・、神社の前に集結。 しかし怪しすぎる Yさんの計らいで東京から来た招き猫倶楽部の会員ということで親方といっしょにはっぴを着て神事に参加することとなった。 しかも二列目で実行委員長や中外陶園社長の後だ。 同じ列にはあの猫メイクの生みの親師匠がいた。「メイクしてないから恥ずかしい!」と一言。 そしてそのうしろにはあの怪しい軍団が。 神事はきちんと祝詞をあげ厳かに進んでいく。 終了すると拝殿の前であの集結した怪しい軍団の撮影会 カシャカシャと撮影したのだが・・・・、 何と・・・・・。 カメラにメモリーカードが入っていない!!!! 今まで撮影したものが全部パー。コンパクトデジカメでその場を凌ぎ、コインロッカーに予備のカードを取りに行く。 出だしからつまづいた。 |
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ミスで拝殿前の記念撮影を撮りそこなった | 深川神社から出陣 | |
マスクマンは外人さんだったのね | ||
撮影は猫耳ライダー | ブオォーのホラ貝を先頭に行進 | |
駅前まで行ってまた戻ってくる | ||
輪タク(ベロタクシー)もしばし唖然 | ||
来る福招き猫まつりin瀬戸パンフレット |
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『来る福招き猫まつりin瀬戸』 の パンフレット画像をクリックすると 大きな画像を見ることができます |
コインロッカーから取り出したメモリーカードをカメラに入れて仕切り直し。
中央通り商店街を散策しながら歩く。
小径にも店が出ている。 | ||
さすが陶器の街瀬戸 | ||
この猫はこの店のキャラクターで毎年出ている |
そして銀座商店街に入る。どら猫市ももう準備を始めている。
おもだか屋で歴代復刻招き猫の展示と在庫のあるものは販売をしていたが、我が加州猫寺復刻版は残念ながら在庫なしだった。あべ夏さんの個展にあった猫のゆうれいをあとで買おうと思っていて忘れた。
おもだか屋の前にあるみんなのオアシスではイベント開催中。あの怪しい猫軍団も来ていた。ヒョウ柄おねえさんは今回で3回目だと思うがだんだん年を追うごとにスケールアップしてくる。来年はどうなるのだろう。
おもだか屋前のみんなのオアシス | さきほどの軍団が集結していた | この軍団は「猫コスプレイヤー29招き隊」というようだ |
司会はラジオサンキューのパーソナリティー | 足元はごろごろする2匹 | |
社長と軍団の万歳 | ヒョウ柄おねえさん年ごとに本格化してきた | |
ヒョウ柄おじさんは人気者 | ||
「猫コスプレイヤー29招き隊」は ラジオサンキューで公募されていた 長身の ヒョウ柄ねえさんは一昨年の白猫おねえさん。 だんだん衣装も本格化してきて今年は全身ヒョウ柄に なってしまった。別の検索をしていたら出てきた。 ラジオサンキューのプロデューサーかもしれない。 来年はどうなるのだろう。 同じくネットで別の検索をしていたら ヒョウ柄おじさんの正体判明。 何と瀬戸焼きそばのおやじさんだった。 黒い縞はタイヤのチューブなのだとか。 左の黒猫軍団は『学務時代』 |
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この軍団どこかの大学の学務部だったような気がする | ||
猫耳ヨン様一曲歌う | ||
ラジオSANQの田原さん | 子供も参加 | |
バルーンアートの MEGUMIさんここにいた | 車いすのおばあちゃんも猫メイク | おなじみ和歌山電鐵たまバン |
猫バイク | 猫が猫を撮影 | |
似合う!!? |
中外陶園の薬師窯ギャラリーに行く。初めて松本浩子さんとお会いするのが目的だ。
干支塚(中外陶園のHP中の「社会への取組み」で 詳細がわかります |
中外陶園本社 | 薬師窯ギャラリー |
中外陶園にある薬師窯ギャラリーでは 今年は松本浩子さんの個展をやっていた。 松本さんは以前加州猫寺の件でお世話になった。 しかしメールだけでお会いするのは 今回が初めてだった。 入り口にあった大きな猫は 飼っていた猫が亡くなったので つくったのだそうだ。 以前ホームページ「百々猫堂」で 走り回っていた猫くんだろうか? 今回は「おもちゃ猫尽くし」 毎回のことではあるがひじょうに 細かいつくりとなっている。 |
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松本浩子さんの個展が開催されている | 外から撮影失礼します | |
裏道を通るとまだ昔の街並みが残っている。 そして抜けると末広町商店街。 昨年オープンした瀬戸ノベルティ倶楽部へ行く。 いろいろと瀬戸で生産されていた(いる) ノベルティ物の展示や販売がおこなわれている。 資料保存も兼ね、 いわばミニ博物館のようになっている。 写真撮影OKなのもありがたい。 |
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裏道を通って末広町商店街へ | ||
瀬戸ノベルティ倶楽部入り口 | 館内の展示 | 販売しているものもある |
レースドール | これ陶製です | |
価格もなかなかです | これを成形して焼く |
末広商店街の中にある瀬戸ノベルティ倶楽部も毎回(といっても昨年オープンだが)見逃せない。
もう一つ末広商店街といえば、ここハタヤ洋装店。高級婦人服地とあるように本来は服地を扱っており、店内は服地の山。猫柄がネット通販より豊富にあるのではないだろうか。
ハタヤ洋装店店頭 | 猫柄エプロン | |
小型 トートバックにティッシュカバー | 本来木地屋さん | 肉球柄もあった |
昨年から1つ年をとり(当たり前か)92歳になった 製作担当のおばあちゃん。 とてもそんなお年に見えません。 |
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店頭に出ていらっしゃらないのが残念 | ||
今年の購入品 | ティッシュカバー | |
末広亭 | ||
松千代館 | 以前はこの二階も展示スペースだった | |
宮川モールの手作り楽市 | ||
この猫、好きなんだ | 末広町商店街アーケード |
巡回バスで文化センターへ。アーチがないのは寂しい。
荷物がじゃまなのでひとまずホテルにチェックイン。今日のねぐらは瀬戸パークホテル。受付の女性の方も猫耳を付けていた。
今回傘を持ってきていなかったので傘を購入。和傘タイプの骨の多いものを購入したが、丈夫だがかさばって重かった。
親方に誘われどら猫市の面々(といっても5人)でうおかね貸し切りで夕食会。贅沢!
ホテルに戻りゆっくり過ごす。
朝を迎える。部屋から外を眺めると神社の屋根が見える。まだ朝は雲が多いが陽が射している。
ホテルの食堂に朝食を食べにいく。ほとんど作家さんばかり。わじんさん朝からテンションが高い。昨日のフランスの猫作家も宿泊していた。
ゆっくりする。テレビで台風の様子を見るとかなり危ない状態になりそうだ。新幹線も運休しそうなコースと接近時間だ。少し早上がりした方がよさそうだ。
チェックアウト時に昨日の猫耳女性を撮影させてもらおうかと思ったら朝はなかった。残念。
境内を散歩して、どら猫市へ。台風が接近しているので午前中が勝負だ。
本日のねぐらでした | 部屋の窓からの眺め | |
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昨日上がった拝殿 | ||
新しいお守りかな? ありがとう御守 | 織部鬼瓦 | |
昨日はここで神事をやりました | ||
招き猫みくじ早い時間だとこんなに種類があったんだ | ||
もりわじん作 しろちゃん | しろちゃん | |
深川稲荷社 | ||
陶製の狛犬 | 陶彦社 | |
お願い狛犬二体で一組 |
まだ天気は穏やかだ。
今日の銀座商店街。どら猫市の親方と昨日ごちそうになるはずだったコーヒーを一日遅れでいただく。Yさんごちそうさま。
昨日は近辺の学校が運動会だったそうだ。その関係で近場からの子供は例年より少なかったようだ。今日は休みなのでたくさん来るはずだがやはり天気が気がかりだ。
ハーモニカおじさん | 今日はしっぽがたくさん | 昨年の「焦がします」の作者かな? |
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丸靖製陶所のブース | ポットが400円 | この電気香炉をを買った 300円 |
ここでモーニングコーヒー | ||
今日も人気者 | 商売はどうしてるのかな? | 素焼き招き猫似顔絵 |
どら猫市 | ||
昨夜遷宮された招き猫神社 | ||
招き猫フラッグコンテスト | ||
この企画はかなり初期からある |
青の広場は学生主体の交流とイベント企画。天気が下り坂にもかかわらず、けっこう人の列ができていた。
急いで新世紀工芸館に行く。
犬顔の猫の作者である纉c淑男さんの個展を見る。ちょっと利かん坊といった表情の猫がおもしろい。
ギャラリーで毎年開催されている瀬戸の陶芸家による招き猫展を見に行く。もう13回目になるのだそうだ。渡辺清次さんの布のような質感の招き猫がすばらしかったがちょっと手が出ない。小さいまん丸猫が「買って!飼って!」と呼んでいるので2体購入。
瀬戸蔵に戻ってくる。まだ雨は降っていないがもう時間の問題。
風が出てきたので青の広場のアーチもたたまれた。
雨が落ちてきた | 瀬戸蔵脇の壁面 | まだ野外は賑わっている |
今日も駅長代理出勤中 | ||
記念橋 | 台風接近のためアーチがたたまれた |
銀座通りのアーケード街に戻る。
台風の接近を予感させる雨が降り出した。どら猫市は三重県組もいるので早めに閉店準備に取りかかる。
来年に向けていろいろと注文を入れた。必ず受け取りに来ますよ。
さて銀座通りのどら猫市は | ||
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来年に向けてTシャツも頼んだし | 猫耳キャップも頼んだし | ショルダーバックも頼んだし |
まだまだ客は来るが | 今年は早めに店じまい | |
片付けていても客が来る | ||
注文に応えてまだ猫文字描いてます | ||
雨が降ってきた でもアーケードなので大丈夫 | ||
親方まだ仕事してます | かなり片付いた | |
遷宮した招き猫神社に参拝? | 「 39名全員合格!! 無理かな?」 |
だんだん風が強くなってくる。アーケードだからいいものの、これがテントだったら大変だ。アーケードの詰まっている雨樋から滝のように雨が落ちている。
それにしてもTさん夫妻準備がすごい。手慣れた要領で荷物を片付けるとカッパの完全装備で唖然とするみんなを残し帰って行った。
野外のイベントも中止が多くなり、、午後3時には撤収指示が出たようだ。
うかうかしていたら新幹線が止まってしまう。雨が小降りになったのを見計らって急いで出発。大曽根駅で指定券を買おうとしたがみんな考えることは同じでない。いちばん早い列車で一時間後。台風接近中で一刻も早く名古屋を離れたいところで迷ったが一時間後の列車に決定。名古屋駅の待合室でしばし休憩。
時間になりホームに上がったが、ホームにいると雨のしぶきがかかってくる。風雨がかなり強くなってきている。のぞみはほとんど遅延なく到着。やがて台風を振り切り、雨は降っているものの外は少し落ちつきを取り戻した。東京駅に着くころには普通の雨になっていた。途中で止まっていないかと親方からメールが届く。「大丈夫ですよ。山手線の中で〜す」。こんなに早く東京に帰ってくるのは久しぶり(初めて?)だ。
帰宅すると外は急に風が強くなってきた。そしてテレビでは交通機関の遅延や運転見合わせ、運休が報じられている。判断は間違っていなかった。その後交通機関の混乱は深夜まで続いた。三重方面に帰って行った方々は大丈夫かな?
今年の収穫 | ||
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白猫しっぽ | 電気香炉 | |
ガラスの猫 | 穏やかな顔がいい | |
渡辺清次作 まん丸猫 | ||
猫純さんの猫と金魚 | 猫と金魚の立場が逆転 | |
ハタ洋装店のティッシュカバー |