おかげ横町 
    第28回来る福招き猫まつり 伊勢 2022 その2
                                                             

       トップへ
  9月14日(水)へ 
  9月15日(木)へ
  9月16日(金)へ
  9月17日(土)へ
  今年の収穫
   
  事前編 その1へ



 今年も招き猫まつりの季節がやって来た。新型コロナの新規感染者はまだまだ多く、対策に油断はできないがだんだん通常の生活モードに戻りつつある。今年も奈良さんの作品を求め、取材を兼ねて出発することになった。  

9月14日(水)    
今年も何だかんだで
出発が20時を過ぎてしまった。
深夜割引は0時から
何てことはまったく考えなくていい時間だ。
足柄SAで冷蔵庫の
電源を入れるために停車。
ただそれだけで休憩もなしで先を行く。
今日は比較的快調だ。
新東名高速の制限速度120km区間が
伸びていた。
順調に120kmで巡航。
いよいよ出発   足柄SAで冷蔵庫の電源を入れる
岡崎SAで休憩。
この分なら伊勢まで一気に行けそうなので
洗面をして寝る準備をしておく
一気に岡崎SAまで行く


 伊勢に無事到着。

9月15日(木    
おがげ横丁に到着した。
もちろん人はいない。
さて今年はと思って見ると
「中野①G.N」書かれた
ガムテープが貼ってあった。
Nといえばあの人しかいない。
そうかGは岐阜か。
先を越された。
やはり距離の差を埋めるのは難しい。
おかげ横丁に到着    
  一番乗り 二番手だった
  雲の隙間から星が見えている。
何だろう?

駐車場に移動して明日からに備えて
寝ることにした。
しかし暑い!熱帯夜だ。
時々外に出て涼む。
他の星が見えないので特定できないが冬の明るい一等星だな  
駐車場に移動する ここまで500km弱 月が薄雲に見え隠れしている


 様子を見に町に行く。

偵察にいく  
朝になり町中の様子を偵察にいく
五十鈴川にカニかごが沈んでいる
後で聞いたら「モクズガニ」だそうだ。
時間が早いので町中は閑散としていて
まつりの雰囲気は全くない
販売会場となる駐車場は
シャッターが開いていたが
これは赤福の車が
出入りする関係のようだ
五十鈴川を渡りおかげ横丁へ 五十鈴川のカニかご
ふだんのまま 人もまだいない すでに会場の駐車場が開いている
まつりを感じさせるのは提灯だけ ムベ棚の下も通常バージョン
招き猫が寂しく立っていた まだ店は開店前 少しずつ従業員が働き始めている
まだ動きはなさそうなので
いったん駐車場の戻って
暑くて寝不足だったので仮眠をとる
こんなものがあった 以前からあったらしい
1年ぶりに出したイスにはメロ君の毛が! 昼近くになって再度行くと人が増えていた 少しずつ準備が始まっている
午後になって3番4番さん到着
荷開けで会場準備が進む 赤福本店も列が伸びてきた 松風さんの会場はまだ通常展示のまま
会議があり天候の悪化に向けて
外の露店でおこなわれる
雲林院さんやわる猫(萩工房)の
出店は20日からに延期されたようだ
五十嵐さんの会場も準備が始まった 列はさらに伸びてきた
本日の昼食兼夕食  ドリンクバーに唐揚げとデザートもつける 戻るとすでに夕暮れ
少し早めに夕食を食べてくつろぐ。
戻ってくるとナンバーが2人分増えていた。
会場はまだ灯りが付いている。
明日の朝食の調達と風呂に行く。
タイムサービスを狙ったが
弁当や惣菜はほとんどない。
ベーカリーは20時になると半額になる。

今年もみたすの湯へ行くが7月から
100円値上げされていた。
5番・6番さんが増えていた
イオンに明日の朝食を買いに行く そして今年もお世話になります「みたすの湯」
  駐車場の戻る
22:41、木星から土星
低空に見えているのは
みなみのうお座のフォーマルハウト


 雲が出てきた。天気は下り坂か?

9月16日(金)
日付が変わって
1:47、雲間から月と火星が見えた
一瞬、木星から火星まで見えた瞬間  
  5:48、夜明けを少し過ぎた時刻か
青空の中に月が残っている
月齢19.5
赤福にお車が出入りするので
車庫のシャッターが上がるのは早いが
展示準備はまだ始まっていない
まだ変化なし すでに準備開始か?
気温が上がる前に内宮参拝をすることにした
山に囲まれているので
太陽が見えるまでまだ少し時間がある。
鳥居の前はまだ人も少ない 宇治橋を渡る
いつものショートカットコースで行く そろそろ向こうに遷宮の準備開始かな
撮影は解散下まで やっと山の上に陽光が射してきた
風日祈宮へウラジロを見に行く ウラジロの群落
ウラジロはそれほど珍しいシダではないが
なぜかこの一角でしか見たことがない。
裏が白い 木立の間から光が射してきた
これは何だ?
Nさんによると神楽の太鼓では
ないかとのこと

調べてみると秋の神楽祭の
公開舞楽の舞台と太鼓のようだ

9月22日~24日に奉納されるようだ
太鼓の上の金色と銀色の
太陽のようなものは
岡本太郎の作品のような造形だ
金と銀の太陽のような造形
宇治橋を撮る人を撮る 30分ほど休憩してしまった 雲が多くなってきた
次の遷宮は年齢的に何とかなりそうだが、
その次はもうダメだな。

朝はいなかった猫がいた。
親子で長毛の血が混ざっているようだ。
野良なのか飼い猫なのかはわからない。
このあたりでは飼い猫でも
結構室外に出しているようだ。
最後に鳥居前でパチリ 赤トラ2匹
どう見ても親子 なかなかいい猫だ


 再びおかげ横丁へ戻る。まだ営業開始には早い。しかし少しずつではあるがまつりの準備が始まっている。

雲は多いが日射しはある
明日天気が悪くなるのが信じられない
横丁のよしずも天気を見込んで撤去された
招き猫変化なし
山徳記念館の入り口が動き始めた シートやテープなど準備道具が用意される 紙芝居広場はまだ活動していない
大黒ホールは準備をしているのか? 吉兆招福亭裏
たくさんあった招き猫はどこへ? 絵手紙展のパネルが運ばれている 赤福本店別店舗が開いた
7番8番さんが追加で予定数に達した 今年は蝉丸さんの絵付けがない 掲示の準備が進んでいる
豪華昼食を食べた 作家さん到着 次々と作品が並べられていく
準備が少しずつ進んでいるようだ
今年は蝉丸さんの絵付け教室が
ないようなので
その分五十鈴茶屋本店前は
スペースに余裕がある
赤福の駐車スペースも
1台分そのままなので
朝早くからシャッターが上がっている

いったん駐車場の戻って休憩する
電源準備OK いったん駐車場に戻って休憩
夕方になって再び出かけて行く 別店舗では作家さん準備中
あまりまつりの前日感がない 松風さんの作品が運び込まれている 五十嵐さんの作品も運び込まれた
従来は射的があった場所に絵手紙パネルが設置された
つぼやの小出信久さんのブース 招福亭の屋根では猫が見守る これ前からあったかな?
招き猫の首玉が
スプレーで塗られたという情報を得た。
ムラはあるが確かに褪せた赤から
少し鮮やかになっている。
新品の鈴が間に合わないので
せめてものプレゼントか。
17時になると
赤福本店と五十鈴茶屋本店の

閉店準備が始まる。
開店準備もそうだが完璧なルーティーンの
元に実施される。
時間も厳守なので
両店を同時に取材するのは
困難を極める。
暖簾がたたまれる 販売所の木戸が閉められる
入り口の木戸が降ろされる 五十鈴茶屋でも木戸がはめ込まれる 閉店完了
予定数終了 仕切りは食べ物屋?
天気の悪化を予見する巻雲が夕方の空を覆っている
看板が組み立てられる様子はない 水谷さんがオムライス猫を撮影していた 別店舗も閉まった。
なぜか「神恩感謝」ののぼりが
支柱ごと撤去された。台風対策か?
準備はしているがまつり前日の感じではない のぼりが撤去された
夜になって準備状況を偵察にいく。
鈴が気になった招き猫がいない!
飲食関係の露店は完成しているようだ。
しかし毎年あるのぼりが立っていない。
やはり台風対策か?
絵手紙にもシートが被されている 百福お願い招き猫
飲食の露店は完成していた 石の招き猫も寂しそう
日が暮れていく 明日の朝食を買いに行く 木星と土星が見えている
準備状況はとてもまつり前日とは思えない

日が暮れていく。
今日もタイムサービスを狙って
スーパーに買い出しに行く
そしてみたすの湯へ。

22:09、駐車場に戻る
木星と土星。土星は高度が低くなっている
木星の下の低い位置に
見えているのはフォーマルハウト


 明日に備えて寝るとしよう。

9月17日(土)    
午前3時過ぎ、
薄雲が拡がり月はかすんでいる
いよいよまつり当日となった。
駐車場を出ようとすると
霧雨が降ってきたので傘を持って出かける。
6時前すでに赤福は
5時から開店しているが

まだ客の姿は見えない
すでにみんな集合して
整理券配布を待っている。
まだ客はいない 警備員もまだ出番なし
すでに7人は集合  のぼりはまだ店内にある
だんだん傘が必要な雨になってきた 元締め出勤
隠れるように整理券を受け取る1番さん 5番・6番さん 7番・8番さんで配布終了
役目を終えたテープを剥がす3番さん
3日間ご苦労様でした 3日間の思いを込めて剥がす
路面がずいぶん濡れてきた 飲食の露店はできている
開店を待つ五十嵐さんのブース
早朝から何やら怪しい人影 準備前、招き猫なし!
まだ時間が早いので
準備は始まっていない。

だんだん雨の降りが強くなってくる。
この時刻から大黒ホール前に4人ほど
怪しい人影がある。
もしかしてあの人達は・・・・

もっともこちらも怪しいグループで
あることには違いはないのだが・・・・

いったん駐車場に戻って朝食。
駐車場はまだ空いている


 そしていよいよ9:29の決戦へ

9時過ぎもうみんな集まっている
内覧会
今年は入り口近くの台に並べられたので
見やすく、明るくて撮影もしやすい

今年販売された8点

奈良久雄さんも高齢になり
なかなか作品もできず

在庫もかなり減ってきたという感がある
その1
「猫つぐら」

これは定番品
毎回猫つぐらのサイズには
けっこう差が認められる
その2
「小判乗り仔猫」

レアといわれる左手挙げ小判乗り猫
卵焼きタイプ
その3
「仔猫招き猫ペア」

今回の一番高額な品
その4
「扇持ち招き猫」

三毛柄の扇持ち招き猫
その5
「巾着招き猫」

いわゆるシュークリームタイプの巾着猫
その6
「子守り猫」

金千両の小判柄ねんねこ半纏の猫守り
その7
「親子招き猫」

これも定番、座布団座りの親子招き猫
その8
「白招き猫」

このサイズで実物の鈴がついている猫は
初めて見るような気がする
白招きの尻尾に彩色がない
通常は白猫でも虎柄になっている。
意図的なのか塗り忘れなのかは不明

※その後白猫を調べてみると
虎柄の尻尾に縁取りはないので
意図的に白い尻尾にしてあるようだ
大きな作品はなく、
一般的な作品が多いので
選択をどうするか迷うところ
  どれにしようかな? すでに気持ちは全国の郷土玩具へ
8体しかないのであっという間に完売
これ!   これがいいかな


 戦いの済んで

坊之谷にしよう テレビの取材
  全国郷土玩具の招き猫は
年々種類や数が減ってきている
今年は清水豆人形がない
しかしよく見るとすでに亡くなった作者や
廃業した作者の作品もある

先代は亡くなって新たな作者に
引き継がれた作品も見受けられる
小川張り子は近いので今度買いに行こう
六原張り子もシミが出てきたので
買い足した
臼井たみ子さんが亡くなり
鴻巣の臼井常吉商店の練り物も
後継者が作り始めるまで
しばらくは在庫限り
山崎張り子の猫助や江口人形は
いつでも買えると思っていると
なかなかコレクションに加わわらない
9:29の開店後、
少し落ち着きを取り戻す店先
傘がいらない天気になった
天気は不安定
傘がいらないと安心していると
また降り出す

赤福本店前にある別店舗では
4名の招き猫作家による
実演と個展をおこなっている

3番さんたこ焼きお買い上げ!
赤福本店別店舗 「大阪人は」たこ焼き
今年のポスターになった作品がさりげなく展示してある
山車がない!常夜灯に水谷さんの猫もない まつりののぼりがない 雨はほとんどやんだ
猫だ出ていた、店内で保管されたか? 鈴は古いまま 五十嵐さんも出勤
絵付け体験も営業中 今年は彬香子さんのブースは店内に入った
絵手紙展は群馬県の中学校が
多数に出品していた。
授業の一環として応募したのか?



大黒ホールに
招き猫現代作家展を見に行く

しかし、会場の様子が変
開店から1時間しかたっていないのに
作品が大量になくなってガラガラの状態。
階段を上がる 佐山さんも立体物が少ない
小嶋伸さんのかぶり物いいな 全体的に作品が寂しい状態に
ない! ガラガラ
  今年は大黒ホール内での
中継による購入は
やめてもらったようだがそれでもこの状態

大阪あたりの会場でも10分で
商品がなくなってしまうとのこと
作者にとっては売れることは
うれしいことだろうが
異常な過熱ぶりは困ったものである
別バージョンがあった
また雨が降り出した 山車がないのは初めてだ いつもなら楽市が開かれている
こんなものがあった 招き猫の練り切り? 白餅黒餅の猫バージョンのようだ
さめのたれの看板猫がいない まだ列は伸びていない こちらも品薄
お土産を買いに行く 日持ちのする太閤出世餅 隣は何だったか?
雨が降っているが混んできた 列が伸びていた 山車ものぼりもない入り口
お土産を買いに行く。
最近は日持ちのする太閤出世餅
隣に新規開店
昨年何があったかと調べてみたら
伊勢エビコロッケの看板があった

今年は台風の影響か
スタートが寂しいまつりとなってしまった

駐車場生だ少し空きスペースがある
雨が降っていたので
いつもより早く出発することにした。
格安ステーションで燃料補給をして
松坂のショッピングモールで買いもの。
ラーメンを食べて高速に乗る。

餃子無料券を車内に忘れてきた!
御在所SAに寄る 岡崎SAで買いもの
復路は往路より疲れが出る
仮眠するほどではないが頻繁に休憩が入る

浜松SAには鍵盤の
イルミネーションがあったのか
浜松SAはヤマハのピアノ鍵盤 ここは足柄SAか?
 22時帰宅
全走行距離980kmの旅であった
しまった!
ポスターをもらってくるのを忘れていた

 今年の『第28回来る福招き猫まつり 伊勢』は終わった。正確には29日まで続く。初日の半日しかいなかったが何となく消化不良な感じがした。この時期は台風シーズンでかつ秋霖もあり天気の影響を受けやすい。これまでにも大雨などが何回かあった。その天候に影響され山車やのぼり、看板といったまつりのメインアイテムがない上、楽市も延期で縮小されているのが一抹の寂しさに影響していつものまつりとしての賑わいに欠けるのが残念だった。やはり天候には勝てない。
 招き猫まつりはおかげ横丁ができて最も古い行事(まつり)なのだそうだ。来年こそは新型コロナや天候の影響もなく、開催されることを願ってやまない。1年後会場にいる姿が脳裏に浮かんだ。

 次は10月に東京の日本橋にある「三重テラス」で開催される特別企画「日本橋におかげ横丁がやってくる」かな。

今年の収穫  
扇持ちの三毛招き猫を選択した
結果的には昨年購入したものと
同じになってしまったがそれはよしとしよう
相良隆さんの相良人形があったので
ストック用に購入した
八代目の現制作者は少し顔つきが異なるのである
『両手招き』

我が家の六原張り子は
シミが出てしまったので新調した
しかし何か違和感がある。
目の描き方だろうか?
帰宅して比較してわかった
古い作品は花巻のように口元が
かまど猫になっていたのである
大型も入手したいが価格がネックになっている

六原張り子のタイトルは
それぞれの人形に書き込まれている題名
近々5方向の画像を
招き猫・猫図鑑に追加する予定
『鯛乗り招き』
『扇で招き『

小川張り子
持っていたようでなかった
小川町は近いので今度購入しに行ってみよう。



       トップへ
  9月14日(水)へ 
  9月15日(木)へ
  9月16日(金)へ
  9月17日(土)へ
  今年の収穫
   
  事前編 その1へ