今年も酉の市へ行ってしまった!

 毎年言っていますが今年も言います。これに行かないと年を越せない!今年は私的にもいろいろありました。ここですべて払拭。来年はいいことがありますように。
 今年は三の酉まである。一の酉11月2日(水)、二の酉11月14日(月)、三の酉11月26日(土)。一の酉は休日前日。まずここで行こう。二の酉はパスして曜日のいい三の酉で締めくくり。今年は0時のスタートに行きたい。さてどうなるか。

 一の酉へ行く2011年11月2日
             

      
 一の酉へ行く。11月2日は仕事があるので終わってからバスで行くことにする。王子駅で乗り換え浅草方面に向かうバスに乗るが、下調べをきちんとしていないのでどこのバス停が一番近いかわからない。とりあえず無難な吉原大門で降りる。吉原大門からソープ街を抜けていくコースは久しぶりだ。
 あれちょっと露店が少ない気がする。露店の始まる場所が以前より後退している。

 休日前とはいえ平日。時間の割には人手も少し少なめ。またいつもの通り脇道から入る。省エネということでLED照明を使い会場はちょっと暗目だ。

 ここから失礼  少し暗い  定位置の八頭(やつがしら)の店
  参道は並んでいます。でもここはパス! 
ずずぅーと奥へ  脇からお賽銭を投げ入れ参拝 拝殿前


  鷲神社ホームページへ
 こんなものがあった 初穂料300円   
   
  ぼかしてしか出せないのが惜しい笑顔がいい札所のおねえさん  
ここに表情が微妙にちがう   こちらはなでおかめ


 招福ねこおみくじがあった。初穂料300円。2つ買ってしまった。いつからできたのだろう。撮影しているとおじさんが近づいて話しかけてきた。神社のお手伝いをしている方のようだ。カメラの話しをしてくる。ねこの写真を撮って送ってくれと言う。ねこみくじをポスターの下に並べてくれた。そして住所を渡された。何となく不思議なおじさんだった。だいぶ遅くなったがプリントアウトした写真を送りました。

 さて熊手はというと、以前にも書いたように縁起物としての招き猫は熊手のパーツとして定着している。いつもの招き猫ものを多く扱っている店に行く。新製品も出ている。

   飛び出してきそうな招き猫 招き猫が実る熊手 
新製品    干支ものも外せない
   大きな会場も住宅脇の駐車場  こんな小物もある
 
酉の市資料コーナーは勉強になる   


 酉の市というと鷲神社を思い起こすが、こちらは酉の寺、長國寺。比較的落ち着いた雰囲気。なぜ酉の寺なのか長國寺のホームページを見てください。

   
 鷲神社と長國寺の境界はどこ?    
 
   長國寺
長國寺ホームページへ 
 紅白のひもはご本尊につながっている  
 
   今年は三の酉で火防のお守り  長國寺名物?のおみくじ


 酉の市名物、よし田の宝船熊手。吉田啓子さんの姿は見えなかった。

 
 よし田のメイン店舗  
 
次の日本職人名工会で吉田啓子さんを
知ることができます。





日本職人名工会の
吉田啓子さんの紹介はこちら 
から直でいけます
 
   何となく落ち着いた雰囲気
   みんなお目当てのサイズを品定め 
 落語家の名前が見える こちらはよし田の別店舗 


 さて熊手と福俵のワンダーランドといえば八百代。三店出店していて正当派?の熊手を扱う参道沿いの大店がメインになっているようだ。いつも行くのは中店。ここは注文品やいわゆる変わり熊手などの特注品が並ぶ。また置物類も豊富だ。ここらの好みは人によって分かれるところだろう。言ってみれば伝統派のよし田と正反対の八百代中店だが江戸っ子のしゃれが効いた熊手や置物が好きだ。どなたが描いているのか知らないがあちこちに下がっている札の絵も楽しい。それに手締めも景気がいい。だから毎年ここで長時間過ごしてしまうのだ。

八百代のHPはこちら

 
HPからロゴをつくらせていただきました
   これを出されたら来ないわけに行かない
 
  かえる本舗  両国にある駄菓子屋のようだ
 
 龍が舞う  でました、謎の「蝮一家」
 
 黒字かっこめ  タイル屋さん特製
 
 辰も猫も笑う「笑門来福」 風水もの?おまんじゅう
 なんだこれは「親分ねこ」  派手だ!
 
 重さ対策?前半分しかない!  特製品か?

 大型の招き猫に後半分がないことに気がついた。熊手から前にはみ出さないようにと重さ対策だろうか。すべての店の大型招き猫が同じつくりになっているのかはわからない。どちらにせよ特殊仕様の品のようだ。

 八百代と言えば喜塗工を抜きにはできない。今年はトラック。ナンバープレートは『浅草11 よ4105』。「今日も塗ります、あの街この街」のプレートが光る。
 スカイツリーもある。LEDの灯りがついた。

 おなじみ喜塗工  
 
 ナンバーは「よ41058(よしとこう)」
 がっちりス スカイツリーね 
 強いいし  全力投球
 福いるか?  元気すたみな
 ハーィ、三本締め!  三本締めの後は皆さん笑顔でポーズ

 ここの縄を土台とした小型の置物を「おまんじゅう」と呼ぶそうだ。いつも購入するのはこのおまんじゅうだ。これがなかなかおもしろい。毎年新作を考えるのも大変だろう。手が空いたタイミングを見計らって辰が舞うおまんじゅうを買う。小さくてもきちんと手締めをやってくれます。「案内の札、持っていきますか?」。「三の酉も来るのでその時持っていきます」ということでしばらく『ようこそねこれくと様』のふだはしばらく店頭に掲示されることとなった。
 じっくり見ながら手締めをいっしょにやり遊んでいるうちに遅くなってしまった。そろそろ帰るとしよう。

 毎年定番の屋台をのぞいていく。たぬき煎餅を1枚焼いてもらい食べながら浅草へ。

 
 こちらも名物にぎり福 酉の市と言えば切山椒   
 この勢いにみんな寄ってくる   これも定番となってしまったたぬき煎餅
   
   消防署特製熊手前で記念撮影  

 八百代で遊んでいたらすっかり遅くなってしまった。浅草から池袋までバスがあるのだが最終バスは終わっていた。さてどうしたものか。とりあえずいつものラーメン屋で夕食。地下鉄を乗り継いで帰ることにする。

 すっかり帰りが遅くなってしまった。こういったときは車があると便利だ。さて次は24日後の三の酉だ。

 本日一の酉の収穫

 干支のおまんじゅう  辰の動きがいい
たぬき煎餅1枚
招福ねこおみくじ   




 三の酉へ行く(2011年11月26日)
            


 三の酉へ行く。土曜とあって絶好の曜日。本来なら0時に行きたかったのだが仕事が入ってしまいあきらめる。半日の仕事なので帰宅し夜の浅草を目指す。やはりあの夜の雰囲気が好きだ。
 いつもの駐車場を目指す。千束あたりは比較的小さなコインパーキングが多い。残念ながら最も安い(3台!)ところはいっぱい。いつもの場所も満車。仕方がないので近所を流しながら空いている場所を探す。しかし土曜とあって空いていない。仕方がないのでゆっくり走りながら空くのを待つ。いつもの場所が空いた!比較的大きな道路に面していて入り口はそこに見えているのに一方通行で入れない。ちょっと知らないと駐めにくい場所だ。見つけたもの勝ち。さっと裏をまわって駐車する。
 浅草観光まち協会のイルミネーションが見える。きれいなピンクだが壁が照らさえれると場所柄何やら怪しい雰囲気だ。
 さすがに曜日がいいので通りも混んでいる。露店の裏側を歩き人ごみを避ける。

 
 怪しい店ではありません  浅草まちづくり協会  
 今回も露店の裏を通っていく  外からこんなに並んでいます 今回もこの列はパス 

 今回も正面からの入場を避け脇道かえら。拝殿の横からお参り。某株式会社の巨大熊手が降ろされていた。さすがに人も身の丈をはるかに超える熊手は持ち帰れず、社員の前で手締め。その後輸送されるのだろう。

注文品の超大型物件が降ろされた  さすがに人の背丈より大きいので持ち帰れない 
 手締めをして後で運搬  でもどこに飾るんだろう?
 
   この超大型物件真ん中に招き猫がいました
 今回も吉田啓子さんはいませんでした かなり品物も少なくなっていた 

 さてよし田はというともう品数はグンと少なくなりほとんどが売約済みでした。三の酉でも吉田啓子さんは見かけませんでした。

 社務所の方でも前回あった招福ねこおみくじはすでになく、ポスターも剥がされていた。酉の市限定なのだろうか?すでに札止め(売り切れ)になっているお札もある。

 
 招福ねこおみくじはなかった こんな絵馬があった  
 札止め続出   なでおかめはいつも人気 



 酉の寺長國寺でも同様に札止めが出ていた。

 
長國寺    
 
   こちらも札止め続出  
   毎年恒例富くじ  


 さて八百代中店にむかおう。
 おっ!喜塗工のトラックが見やすい所に出ている。「もしかすると喜塗工さんと会えるかもしれませんよ」とのことだったが、残念ながら会えず。
 次々と常連さんがやってくる。そのたびにいっしょに手締め。だんだん手のひらがかゆくなってきた。

 喜塗工 前  喜塗工 横
 「無限の叡智ととたしかな技術」で三本締め  
   実際はこんな感じの照明
 
 おにいさんの頭はめでたい亀でした  今回はここにありました
 手書きの絵がいいんだけどだれが描いているのかな?  
 台に熊手を置いて景気よく手締め 来年はいい年になりますように 
   前回も撮影したスカイツリー
 干支の辰  ここにも辰
クマが熊手? よくわからん   タイル文字で「辰」
 金ぴか  招福白龍
みんなで手締め  自分の時は撮影できないのが難点
 今回買ったのは「夢いだっく」の後の
「福寿」に辰のトッピングと母親の名前の札 

ちなみに右の「努力あるのみ」は
手前のシールに「もっと努力しましょう」とある

 流れが途切れた所で福寿のおまんじゅうを購入。辰をトッピングし札を立ててもらい母親へのおみやげとする。今回は歓迎のふだをもらって帰る。
 今回も長居してしまった。そろそろ帰るとしよう。

 にぎり福の店に一の酉にはなかった辰のパッケージ入り金平糖があった。招き猫パッケージは定番のようだ。
 今回もたぬき煎餅を1枚焼いてもらう。今回は生の5枚入りも買った。家で挑戦してみよう。

   
 辰があった    いつも元気なおじさん
 今回は店に女性がいた   5枚入り500円 
 
 通りは人でいっぱい    
 
   交差点も歩行者天国状態  
   
 人ごみを避けて露店の裏を歩く    

 さすがに最終日で休日の土曜日とあってこの時間でも人は多い。普段は車の通りのある道も交通規制され歩行者天国状態になっている。
 露店の裏を通り駐車場に向かうのでした。

 今回もラーメンを食べ帰宅。やはり浅草は車があると楽だ。

 今日三の酉の手に入れたもの

 福寿のおまんじゅう 今回は頂いてきました  たぬき煎餅  黒糖饅頭

 
 さて来年は二の酉まで。曜日もあまりよくない。どんな作戦を立てようか。