おかげ横町 
    第30回来る福招き猫まつり 伊勢 2024
                                                             

     油断していたら伊勢の招き猫まつりの案内が8月10日に出ていた。

    準備編
    当日編 
     



第30回おかげ横丁
来る福招き猫まつり


まだポスターやチラシはないが
このデザインが使用されると思われる


中野土人形の販売方法は昨年と変わりはない
と思っていたら販売数は8体になっていた。8月24日の更新で変更があったのか?


   そして今年のテーマは『万歳三招』

まつりの内容はというと
 招き猫現代作家展、もう一つの招き猫現代作家展、招き猫作家の実演と個展、郷土玩具招き猫展、来る福展覧会、招き猫絵付け教室、来る福料理、横町猫デジタルスタンプラリー、市田志保ことのは展、などなど。
 ついにスタンプラリーがデジタル化!スマホがないと参加できない。
 詳細は下記のおかげ横丁ホームページをご覧ください。



       おかげ横丁 第30回来る福招き猫まつり のページ




                                           





 いよいよ今年も伊勢の招き猫まつり本番がやってきた。今年も中野土人形と郷土玩具の招き猫を求めに出かけていった。

昨年は前日の寄るところがあったが
今年は実質的に日帰りである

13日の22時近くになって出発する
シルバーウィークによる休日割引停止で
深夜割引を利用するしかない
今回は調子がよく伊勢まで一気に
走れそうだったが
無理をせず岡崎SAで休憩

夜食を食べようとしたが
準備していた
夜食と朝食のバッグを
積み込み忘れていた!
出発 岡崎SAで休憩
伊勢に到着
すでに岐阜のおじさんの車が駐まっている
少し休憩をした後
町中に偵察に出かける
ショック、夜食がない! 早朝伊勢に到着
町中に偵察にいく まだ赤福も客は少ない 販売会場はシャッターが上がっていた

 今年の招き猫まつりは30回目。第1回は開催を知らなかったので参加していないが翌年の2回目からは参加している。思えば毎回よく来たものだ。

第30回おかげ横丁来る福招き猫まつりしおり
(表面)

(PDFファイルへ)
第30回おかげ横丁来る福招き猫まつりしおり
(裏面)

(PDFファイルへ)
 

 詳しい画像はリンク先のPDFファイルをご覧ください。「ねこれくと」内に保管してあるので、おかげ横丁のリンク先が切れても見ることができます。

招き猫まつり 案内パンフレット 表面   (PDFファイルへ)
招き猫まつり 案内パンフレット 裏面   (PDFファイルへ)

 少し休憩した後、町中に出かけてみたがまだ準備はあまり進んでいない。例年なら前日の下準備から取材が始まるのだが今年は当日のみの取材。

年々在庫も減ってきているのは寂しいが
すでに廃絶してしまった人形もある
郷土玩具展示即売会などが
なくなってしまった現在、貴重な機会である
すでに吉兆招福亭にも
郷土玩具系はほとんどない
まだ招き猫の山車は登場していない 来る福市もまだあまり準備は進んでいない
作品が運び込まれてきた こちらはかなり準備が進んでいる
全体的に準備進行状況は遅めか このテントは何に使われるのか?
すだれの下もまだ準備前 絵付け教室も準備は始まっていない 現代作家展会場前も閑散としている
まだ作業直後の招き猫 吉兆招福亭の招き猫は新しい鈴がつけられていた まだ工具が置いてある
最近はポスターも入手しづらくなった 今年のモデルは東早苗さんの陶製招き猫
まだ準備が本格化するまでは
時間がありそうなので内宮に参拝に行く

 恒例の神宮参拝。とは言ってもまったく信仰心がない。正殿まではショートコースの逆走だし、後で思い起こせば鳥居の下さえ通過していない。しかししっかり参拝ルールに則り、賽銭なし、「どうか抽選に当たりますように」といった私的なお願いも封印した。

すでに8時を過ぎたので
人出も多くなってきた

境内には何カ所かミスト噴射があるのだが
水量が適当でないので濡れてしまう
橋の上では朝の掃き掃除
作業員も空調服を着用

今回もショートカットコースを行く
特製箒で作業中 散水車が散水した後
苔むした庭が美しい 特製箒で清掃中 正宮前、ここでの参拝はあと何年か?
賽銭・私的祈願はNGの伊勢神宮 朝から暑いので休憩所に逃げ込む 途中で雨が落ちてきたが短時間でやむ
宇治橋も色合いがよくなってきた 宇治橋の床面も摩耗してきた この鳥居は外宮の使われていた棟持柱
次回遷宮にあたり来年あたりから
行事が始まり、
あと5年もすると新しい宇治橋を
渡ることができそうだ
(招き猫まつり開催には
おそらく間に合わないだろう)
避妊済みの赤トラ猫がいた いじり回したらこんなになった

 伊勢には猫がよく似合う。今までにもいろいろな猫がいたが今回も赤トラに出会った。避妊済みの地域猫か?人慣れしておりさわり放題だった。

まだ時間前なので入らなければ撮り放題 今回のターゲットは絞った!
中野土人形の抽選会への参加は
用紙に名前を書いて富札の箱に入れる
10:30からの抽選
抽選に関しての参加方法などは
特に掲示されていない
用紙を入れたら時間まで付近を散策
名前を書く 参加用紙を入れる
散策に出かける 招き猫作家の実演と個展  まだ作家さんは少なかった
山車が出ていた 来る福市の萩工房 伊藤誠一さんは独楽職人
綿屋京都hachi あめ細工 まる猫の吉岡みのりさん
来る福市は少し出店が減っているようだ
いつもより人通りが少なく感じる
猛暑の影響がありそうだ

来る福展覧会のミニ個展が
開催されている

山徳記念館では松風直美さんの
ミニ個展が
開催されている
古株になった雲林院ユカリさん 山徳記念館前

 9:29になりまつりは始まった。とりあえず郷土玩具系の目星をつけていた猫を3匹購入した。そして中野土人形の抽選会に参加するため名前を書いた紙を入れる。特に買い方について掲示があるでもなく抽選のこともネットで情報を仕入れていないと分からない。富札の箱に応募用紙を入れるとも書いていない。まぁわかる人にはわかるのでそれでいいのか。

抽選は10:30から
そろそろ抽選時間になる
なんと富札の箱の下に中野土人形がいた
みんな予想もしていなかった展開だった
わかっていたら絶対覗いた者がいたはずだ
今年の販売は8点ということは以前に分かっていた
中猫1点、座布団座り2点、黒扇持ち1点、
白扇持ち2点、猫つぐら1点、

白仔猫1点の合計8点が今年のオールメンバー
そろそろ在庫も切れてきたか?
この中猫は中野ひな市でも出品されていて
欲しいがなかなかチャンスがない

黒扇持ちもスタンダードなデザインで
扇には招き猫が描かれており
ダブル招きになっている

座布団座りは一方は「大入」の斑で
もう一方は普通の黒斑

目の大きさもかなり異なる
制作時期が異なるのか?
白扇持ちは2点とも
彩色や扇のデザインも同じようだ

扇には裃招き猫が描かれている
猫つぐらのつぐらは比較的大きく感じた
仔猫は虎柄の尻尾の白猫で斑はない

ブレてしまった
今回の担当者は
初めての担当のようで
内覧会がなかったため
ゆっくり撮影できなかった

しかも棚に入っているので
正面からしか撮影できなかった
○○さ~ん」 幕は閉じられた  

 中野土人形の作品は8体で今回応募した人は19人。たしか抽選で当たったのにいなかった人がいたはずなので実質倍率2倍であった。奈良久雄さんも高齢でなかなか作品が作れなくなっている。現在ストックしているものから出品しているようだがそろそろ在庫も底をついてくるころではないだろうか?今後どのようになっていくか気がかりだ。

太鼓櫓では演奏が始まっていた
こちらもやはり猛暑の影響か
例年より観客が少ないように感じる
今日の初回の演奏 一日3回の演奏が予定されていた
わが家よりチャンネル数が多い
MACKIEのミキサーを使っていた
全体的にアナログの
古めの構成であったが
これで十分
つい機材に目がいってしまうのである
MACHIEのアナログミキサー アナログ機器の構成
暑さの影響は大きかったようだ
絵付け体験も少ない
五十嵐健二さんの姿が見えなかった

10カ所で開催されている
来る福展覧会では
作家名の提灯が下がっている

 大黒ホール2階で開催されている招き猫現代作家展を見に行く。こちらも9:29の会場と共に争奪戦のバトルが繰り広げられているようだ。個人のコレクター以外にバイヤーが入っているのが原因のようだ。見学に行った頃は会場はすでに落ちついていた。

招き猫現代作家展  
こちらにも作家名の提灯が並ぶ 会場に入る
会場全体を見渡すが、この時間は人出は少なめ 開場時点では争奪戦があったようだ
小島伸作の木彫作品 天野千惠美作の絵画と立体
佐山泰弘作の作品群 久しぶりに初日のみ参加
よねやまりゅう作の立体造形 小澤康麿作絵画と陶芸
宮地乃梨子作のペーパーワーク 岡村洋子作の陶芸
もりわじん作の立体造形軍 桜井魔己子作の立体造形
水谷満作の陶芸 細山田匡宏作の立体造形
12人の現代作家による作品展
開場時点では人気作品の争奪戦があったようだ
見に行った時点では会場は落ち着きを取り戻していた
有田ひろみ・ちゃぼの絵画とぬいぐるみ
いろいろな場所でミニ展覧会が開催されている 小出信久さんのこの木彫がよかった
こんな所に水谷作品が

 とにかく暑い。今年は特に暑い。後で振り返ると例年に比べてあまり取材をしていない。やはり猛暑の影響を受けて体力がもたないのだ。しかも朝食を忘れてきたことも追い打ちをかけた。そろそろ予定より帰ることにしよう。

とにかく暑い!汗でびっしょりだ
予定より早めに帰ることにした
お土産を買いに行く
伊勢周辺では餅菓子がいろいろあるが
全体的に消費期限が短いので
お土産向きでないものが多い
比較的消費期限が長い
ここの餅を最近はお土産で買っている
太閤出世餅を買いに行く 駐車場に戻る
五十鈴川は穏やかな流れ 雲は多めだが気温は高い 駐車場は満車だ
今年も松坂のスーパーに寄って買いもの
さらに朝食兼昼食兼夕食の
ラーメンを食べていく
まだ餃子無料券がかなりあるので
これから何年かしばらくは続きそうだ
青空は広がっていて相変わらず気温は高い 積乱雲が発達してきた
みえ川越ICまで走り高速に乗る
刈谷PAで休憩
遠州森町PAに入り、
ネットオークションに入札
招き猫を落札した
途中で何度も大雨に見舞われる
雨雲の隙間から月が見えている ここが官民で盛り上げているPAか
遠州森町PAは初めて入った とにかく天気が不安定 港北PAで時間調整
その後も何度も大雨に遭遇する
時間調整のため港北PAで10分ほど休憩
道路も混んでいないので
無事0時台には帰宅できた
足かけ三日、ほぼ日帰りの
900km程の旅であった


 今年の伊勢の招き猫まつりも終わった。実際には9月29日まで続くが自分の中では終わった。次は2週間後の瀬戸の招き猫まつりだ。こちらも日帰りになりそうだが、少しだけ距離が短いので気持ち的にも少し楽だ。