またまた今年も中野ひな市の季節がやって来た!

                                                        


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準備編

 2025年1月25日、中野ひな市のページを設定する。
 今年も気がついたら中野ひな市の案内が出ていた。例年と同じ葉書による事前抽選方式である。この方式が定着したようだ。
 申し込みの葉書は出すが、当落にかかわらず今年も展示会を行くことになりそうだ。注意を要するのが展示会が3月27日(木)と28日(金)で、ひな市前の29・30日にはないことだ。土日の休日にあたるのではたらき方改革の影響か。





         中野ひな市公式ホームページ(左のバナーをクリック)

        

今年の販売方法は以下の通り
詳細はひな市のHPをご覧下さい

中野ひな市の応募開始の案内が出た (2月1日)
新着情報に事前抽選応募開始の案内が出ていた
新しい情報ではないがいよいよひな市が始まったという感だ
忘れないうちに葉書を出しておくとしよう


購入者募集終了
21日(金)到着分で終了と勘違いしていたら20日(木)必着だった
おそらく昨日発表したのだろう。
今年の応募は938通とのことだった
ひとりで家族分応募していたりするので実数はもっと少ないと思われる
昨年もかなり残っていて買い放題という話も聞いた
購入順が後の方だと来ない人もいるのだろう
特に遠方からだとその傾向が強いのではないか
このあたりは現在の抽選方式の欠点でもある
まつりの盛り上がりに欠ける原因にもなっていそうだ
さて結果はどうなるであろうか?


2月26日 信州なかの産業観光公社のHPに
新着情報「2025中野ひな市」の情報が掲載された
特に新しい情報はないが、この画像がポスターになると思われる
 
全国土人形展示即売会へ 


3月3日当選者へ順次ハガキ発送のお知らせがあったが、何人に発送したかは不明


3月14日 中野土人形の販売予定土人形ギャラリーに画像が掲載された
すべてではないが、西原久美江さんと奈良由起夫さんが出品する人形の様子はわかる
なお、奈良久雄作はまだ準備中
  奈良久雄さんの人形も掲載された
2025年販売予定土人形ギャラリーへ

 全国土人形展示即売会の方も3月5日の画像掲載開始から
12人の人形師(3月14日現在)の画像がアップされている
今年は18人が出品を予定している
全国土人形展示即売会へ



                                      


                                      



  ひな市前日編

 今年のひな市の3月31日は月曜日。はたらきかた改革なのか土日が休みで見学会は27日(木)と28日(金)となっている。そこで今年は3月27日の初日に行くことにした。全国土人形即売会の方は土日もやっている。

     
中野に向かって出発 須坂PAまで一気に走り仮眠 朝を迎えた
見学会初日に出かけていく
注文と修理の猫の受け取りもする
須坂PAで仮眠をとり時間調整
現地到着は早かったので
中野JAの産直販売店
オランチェで1年分のジャムを購入する
朝から列ができている
朝一番で野菜が人気のようだ
昨年は契約満了で新しい団体による
中野市観光センターも開いている
オランチェ前は満車になった 時間前から列もできている
中野市観光センター 立ヶ花公会堂
今回も立ヶ花公会堂の駐車場を
利用させてもらう
約束の時刻に土人形を受け取りに行く
昨年注文した猫と
東日本大震災で転倒骨折した
猫の手の修理も終わっていた
また来年分の猫を注文する
干支の午もすでに構想中ということなので
いっしょに注文した
来年もよろしくお願いします 今年は道ばたの花が遅いのか


商工会議所の多目的ホールで
開催されている
中野土びな展示即売会の見学会に行く
今回は陣屋記念館前の駐車場に駐める

ポスターを欲しかったが
経費削減で枚数が少なく
配布するほどなかったという
チラシもそろそろ届くというが
まだ来ていなかった
商工会議所  多目的ホール
今回販売される土人形が並ぶ ネット上でも一部が公開されているが まだ納品されていない作品もあるようだ
 中野人形
 奈良久雄作品 

13種類15点
珍しい丸布団の親子招き猫  座禅だるま組み物
ウサギのサッカー 馬乗り唐人
狆のり おどり福助
天神 巳乗り枡
山姥と金太郎 獅子舞
扇子もちおかめ 桃もちおかめ
奈良久雄さんの作品は全部で15点
巳乗り枡が3点あるので13種類
ますます枯れた作風になってきた
前回の巳乗り枡は枡を使っていたが
今回は枡の部分も土で作られ
額のような薄いつくりになっていた
やはり大きな作品は出品されなくなっている
三番叟
立ヶ花人形
西原久美江作

今年は大型作品の関羽がなかった
三河系で歌舞伎物が多いのが立ヶ花人形の特徴
五条大橋 「山崎街道」色違い
弁慶(左)、富樫(中央)、児島高徳(右) おふくさん(左)、招き福助(中央)、目玉福助(右)
舞妓(左9、春駒(中央) 羽子板娘(前)、八重垣姫(後ろ)
天神、刈萱道心(右) 玉持(中央)
ちんのり(右) 各種七福神
招き猫群 干支の巳と辰
なぜか子(ネズミ)と辰もいた
「干支は前の年に作らなければ」と言われたと
西原さんは語っていた
来年の午と再来年の未は4本足なので
それをどうしようかと悩んでいた
だるま
 招き猫総勢13匹 
あらためて見ると
かつてのスタンダードな
タイプがないことに気づく

後列左から2番目は
古い手が体から離れていないタイプ
灰色の猫は我が家にはいなかったはずだ 三毛も定番になったか
ハチワレもいる なぜか赤猫、しかし目立つ
ハート型の斑が所々にある 後列左から2番目は古い彩色か
今年の招き猫は全部で13匹
西原さんによれば
実際の猫には「腹には斑柄がない」という話を聞いて
観察したところ確かにそうだったので
正面腹部の斑はなくなったとのこと
古い作品にはすべて腹部に斑が入っている

まん丸の目の猫が1匹いるが、
絵付けで子どもは丸い目を描くと話していたので
それを再現したと思われる
丸い目が目立つ猫  
中野人形
奈良由起夫作

最も若い作者なので作品数も多い
従来の型をはじめとして、それを手直しした作品もある
新たに創作した作品も多い
神功皇后と武内宿禰
奈良家定番作品が並ぶ  熊ふみ金太郎(右)と抱き熊金太郎(左)
ふぐ乗り大黒 恵比須大黒
鯛乗り大黒もある 西行と正岡
帳面大黒(左)と鍾馗さん(右) 子守り(左)、山姥(中央)、巫女(右)
由起夫さん独自の「サンタクロース」 酔っ払いお父さん
招き猫達磨 花嫁の顔が見えない
飾り猫招き 今年3種類ある干支ものの「黒姫」
カチューシャの唄(4点組物)(後ろ) 今年3種類ある干支ものの「巳乗り枡」
これまで中山晋平と高野辰之の組み物はあったが、今回初めてカチューシャの唄として 4点組が加わった
後列右から中山晋平、松井須磨子、島村抱月、相馬御風
「巳乗り枡」、「黒姫さん」、「巳乗り獅子」と干支ものは3種類製作されたが「巳乗り獅子」はなかった
インスタを見るとこれから納品されるようだ
以前は6代目奈良由起夫の銘が入っていたが、奈良家の判が押してある
すべての作品なのは不明
おいなりさん 寝り招き猫
招き猫群 招き猫 白
座布団座り親子猫 招き猫 三毛
招き猫 黒 グッド招き猫
柴犬は奈良家の愛犬のようだ 猫の饅頭食い
「ぶた猫」と名付けられていた ぶた猫と柴犬の組み物
こちらは「ぶた犬」 子連れと犬
猿の饅頭食い 1年生(後ろ)は男の子と女の子がある
「奈良家」の判が押してある 経費節減のポスター
奈良由起夫さんのテーブルの端に
2点寂しく置かれている人形
まだこれから搬入があるようだ



                                     


                                      


中野陣屋県庁記念館に行く
全国土人形展示即売会の会場は
2階に移動していた
ここは以前梱包場所になっていたはず
会場の広さの割に空間が大きい感じがする
少し人形数も少なめに感じる
まだ納品されていない人形もあるようだ
中湯川人形(福島) 青柳守彦
猫をアレンジした作品も多い 比較的大型の達磨乗り猫
大和出雲人形(奈良) 8代目水野佳珠以外に男性名があった9代目か?
古型今戸人形は27日には間に合わず
古型今戸人形(東京) 吉田義和
備前津屋崎人形(福岡) 原田誠 独特な招き猫1体が出ていた
古賀人形も古型博多人形の出品数が少なかった
古賀人形も猫はなかった

毎年ここで古型博多人形の干支ものを購入していたが
最近出品数が少ないのが残念
古賀人形(長崎) 小川憲一 古型博多人形(福岡) 中ノ子佳美
三次人形(広島) 丸本みつ子
毎年ひな市に来ていた六代目丸本垚(たかし)さんが
が亡くなられたが、無事引き継がれている
伏見人形(京都) 大西時夫
長浜人形(島根) 日下悟 大きい黒猫がいた
小幡人形(滋賀) 細居源吾 階下でたくさん販売中 著作権大丈夫?
伏見人形(京都) 大西時夫
かつて先代大西重太郎さんが
時夫さんといっしょに来場して
人形に銘を入れてもらったことがあった
何とか展示には間に合ったが、
ネット上は表示は間に合わなかった
羽織猫もいる
大浜人形(愛知) 禰宜田徹
小さめの猫が4匹いた
歌舞伎者の男之助に踏まれている妖鼠がおもしろい
富山土人形(富山) 代表古川圭子
猫に関しては古い型を多く復興している
堤人形(つつみのおひなっこや)(宮城) 佐藤明彦
サイズが小さく感じるが小型化したのか?
堤人形(宮城) 芳賀強 出品は干支ものが定番
中山人形(秋田) 樋渡徹 黒猫が1体あった
花巻人形(岩手) 平賀恵美子 優しい顔つきになっている
下川原人形は27日に間に合わず
展示してあったのは昨年の作品
下川原人形(青森) 髙谷智二


全国土人形即売会の会場隣では
絵付けコンクールの展示が行われている
ケースに入れられている これはなかなかの出来
細居源吾さんの小幡人形を販売していた
正面の部屋では地元コレクター
市川一生さんの
コレクション展示を行っていた
階段脇で小幡人形を販売していた
立ヶ花人形 中野人形
まちなか交流の家 商工会館脇を通って商工会館旧跡地に出る
駐車場に戻ってくる まだ山には雪が残る 広い更地が売り地になっていた
ここにあったのは老舗の「ふくろや」 一茶に関係する資料館もあった 街路灯に看板だけ残る
陣屋味噌のふくろや
隣はふくろやビル
かつてここを行列中の
休憩場所として
使ったこともあった

ストリートビューより
2023年11月

ここにあった「ふくろや」は
現在どうなっているかは不明
閉業したという情報もない
江戸時代から続いた
老舗の店舗だけに
気になるところだ
この更地を見ただけでも
大きな地所を
占めていたことがわかる

 さて急いで帰ろう。猫たちが待っている。帰りに奈良由起夫さんの作品を買っていこう。

観光センターによって買いもの
とりあえず今回のミッションは果たした
これで31日のひな市当日は当選を辞退かな?
巳乗り枡 黒姫さん
招き猫三兄弟 合格達磨
さて帰るとしよう 遠くがかすんでいるのは黄砂か花粉か霞か? 
小布施PAで買いもの 後は一気に東京へ向かった 500km弱の旅であった

 16時前に東京に到着し、あとはいつも通りの行程となった。支援物資を持ってばあちゃんと猫の様子を見に行く。その後、夕食を食べて帰宅すると19時を過ぎていた。
 今回の中野土雛の出展は340体ほどだという。奈良由起夫さんは完全に搬入が終わっていなかったので小物がまだ出てきそうだ。事前抽選の結果当選者300名にハガキが送られている地元新聞の報道があった。やはりかなり残りそうな雰囲気である。31日はもう行かないつもりでいたが、ちょっと覗いてみたくなった。

 

今回の成果  
招き猫三兄弟  巳乗り枡
修理完了品 古いタイプのオレンジ招き猫





                                  


                                  





   ひな市当日編


 いつもなら事前の見学会で終わりになるのだが、最後にひな市へ行ったのが新型コロナ前の2019年だった。まだ平成の時代である。それから6年ひな市はどう変わったか久しぶりに見に行くことにした。5日間で2往復はきついが往復500km足らずなのでよしとしよう。

日付も変わろうとする3月30日に出発
体調万全で一気に中野まで行けたが
24Hコンビニに釣られて
千曲川さかきPAで肉まん&トイレ休憩

3時すぐに中野に到着
いつもの市営第1駐車場に駐めて仮眠
しかし寒い
出発 千曲川さかきPA
中野到着 朝を迎える 雲はあるが晴れている
全国土人形即売会会場を偵察に行く
岐阜のおじさんが整理券片手に戻ってきた
係員が記念館前で待っていた
整理券配布時間の掲示は
27日にはなかった
陣屋記念館に向かう    全国土人形即売会会場を偵察
西町本通りに露店が並び交通規制される
しかしまだ出展の兆しはない
戻るころにやっと準備が始まっていた

車に戻り少し休憩した後、再び出かけていく
まだ出店区分けのラインもない やっと準備が始まった
購入整理券 商工会議所前 購入者用の駐車場が準備されていた
まだ時間前 1グループと思われる人たちが並んでいる 正面が商工会議所
事前抽選なのでそれほどの混雑はない
何人か見慣れた顔もある
商工会議所向かいの駐車場は
土びな購入者専用となっている
そのため以前出店していたテント村は
奥の広場に移動して店の数も
数えるほどしかない
寂しくなってしまったテント村 地場産の店もない
  ひな市チラシ
(PDFファイルへ)


見学会では経費節減で
ポスターの枚数が少なく配布するほどでは
ないという説明だった

ポスターと同じ図案のA4サイズの
チラシは発行されなかった
このB4サイズのこのチラシは発行された
裏面の寄付者を掲載する
必要があったのだろう

ポスターは余裕があったようで配布があった
グループは当選ハガキを送った
300名が1~20グループに
分かれている
すべてのグループは15人で
購入時間は10分と同じになっている
16グループから後は午後の購入になる
以前はグループ分けの時程表が
配布されたがそれもなくなり
掲示のみとなった

14:30からは抽選の有無なくの購入だが
14:00から整理券が配られ、
5人ごとの入場になった

参考資料として
PDFファイルを添付しておく

時程表(PDFファイルへ) 買い方(PDFファイルへ)


 さて、時間が近づいてきたので全国土人形展示即売会に行こう。もう人が集まってきている。

時間前みんな集まってきた 市川さんの展示物を見ながら時間待ち
2階の展示室は5人ごとの入場
梱包もすべてセルフ
今年は展示スペース前に規制線があり
係員に欲しい人形を
取ってもらう形式になっている
中の展示物をのぞき込む セルフ梱包場所
中湯川人形の青柳が来ていた 長浜人形の特大黒猫お買い上げ 青柳さんが銘を入れていた
以前の野外テントの時は
ごった返していたが
購入者はそこそこいるものの
それほどの混雑ではない
下川原人形は間に合わなかったようだ
もう1回入場して2体目を購入する
隣の部屋の絵付け体験は時間前 以前はこの奥の部屋でも販売した
購入後まちなか交流の家に偵察に行く
ここでかつて奈良久雄さんの
自分で残りを彩色して完成させる
未完成品(途中まで彩色済み)を
入手したことがある

数は少ないが販売品もある
何点か目星を付け
商工会議所で購入できないときは
こちらで購入しよう
31日には下川原人形は間に合わなかった 6年前はここに列ができていた
まちなか交流の家に偵察にいく ずいぶん人形型が増えた 少数であるが販売もしている
武水穂神社 極小太鼓橋 社殿
ひな市自体が武水穂神社と高市神社の
祭事であるらしい
ここに灯籠びなが待機しているのだが
一機しかいない
通りに出ていた山車のようなものが
高市神社の臨時社殿だったか

この通りは露店がたくさん並んだが
今回はほんのわずか
植木の露店なども全くない
その後も露店は増えていない 遠くに警備員が寂しくいる
ふくろやその後 裏には庭園や醸造所があった
524坪で6000万円
我が家の近所で売り出した
敷地15坪の建売住宅より安い

この広告で見るとかなり奥まであることがわかる
敷地内で50m走ができるし、
テニスコートが何面とれるのだろう?
大灯籠びなを整備中だが数が少ない アマビエは最近の作のようだ 猫がいた


今日も元気に黄色い石猫 金長食堂はテイクアウトのみ?
金長食堂に偵察にいったが、
最近はいつ行ってもテイクアウトのみ
店内の営業はやめたのか?
再び陣屋記念館に様子を見に行く

柳通にあった観光協会が入った建物の
入り口が壁で塗り固められてしまった
ここは絵付け体験や人形購入の
おじさん達のたまり場だった
中野陣屋県庁記念館へ 陣屋前広場公園の柳通
信州中野観光協会が入っていた建物の入り口が塗り固められてしまった 再び記念館へ
堤の干支もこれだけ残っている その後も人形増えず 富山土人形の猫も残っている
大型の人形はかなりなくなったが
まだ相当数の人形が残っている
以前だったらこの時間には
ほとんど残っていなかったはずだ
人気であっという間になくなった
堤の干支ものもまだこれだけ残っている
辰はおそらく昨年の残りであろう
手押し型抜きが1体残っていた 制作者の啓仁さんは次の代だろうか?  



外から残りの状態を確認する 午後最初のグループか? 
外から除くと窓に近い奈良由起夫さんの
残りの作品が見える

大物はほとんど売れている
野球招きが残っている
猫の饅頭食いもある
グッド招き猫も2体ある
ブタ猫も残っている

やっと順番が回ってきて入場、そして購入
こちらの会場も購入希望品を指して
係員に取ってもらう購入方式になっている

順番が来て入場して購入する
宮本武蔵も残っていた
多分1体だけの制作でインスタにもあった
人形としてはおもしろいのだが
中野土人形のコレクターではないので
何でも集めるというわけではなく
購入には至らなかった
結局は猫に行ってしまう
受付でチェック 2回目の整理券配布  
「カチューシャの唄」が残っていた この古いタイプいいんだけどな
フリータイムは5人ずつ入場
西原さんの招き猫はかなり残っていた
買おう思えば買い放題
どんぐり眼の猫も残っていた

結局2品目は購入に至らず会場を出た
その足で、まちなか交流の家に向かう
ここで今年の干支ものの「黒姫さん」を購入
展示即売会や信州中野観光センターより安い

まちなか交流の家に向かう 奈良由起夫さん一日来館 何点か販売品がある
西原さんの招き猫と干支の巳 西原さんの干支もの辰と卯 黒姫さん
「ふくろや」はあった!
更地になって売りに出されていた
老舗の「袋屋(ふくろや)」だが、
商工会議所の方に話を聞くと
土地は売ってしまったが営業しているという
ただ一茶ゆかりの庭などは
すべてなくなってしまった
展示してあった品々も個人所有なので
どうしたかは不明であるとのこと
現在のふくろやは
外見は一般の民家のような外観だが、
以前はここに串焼き屋があった
はたしてかつてからふくろやの
所有地であったかは不明である
赤丸で営業していた 右の方が現ふくろや
ふくろや営業中  「ふくろや」の看板
寒いので帰るとしよう
しかしこれから帰ると夕方のラッシュ時に
重なりそうなので高階氏館跡公園の
サクラの様子を見に行く
もう少しで開花しそうな状態だが
まだ一輪も咲いていなかった
須坂の黒猫大明神まで
30km程しか離れていないので
偵察にいくことにした
これに関しては別に報告予定
晴れているがとにかく風が冷たい
高梨氏館跡公園 サクラは開花までもう少し 黒猫大明神
食堂の看板が見えたので
夕食を食べていくことにした
高速道では高いし混んでいる
夕食が終わり出発したのは18時
小諸付近で雪が降ってきた
途中で少し眠気が来たので
30分ほど休憩して
帰宅したのが21時過ぎ
休憩した時間を含めても
比較的いいペースで走れた
500km弱の旅は終わった
18時出発 21時過ぎには帰宅できた


今回の収穫  
グッド招き猫の赤トラ 黒姫さん
堤人形干支の巳   しまった!同じものを持っていた 二枚型の手押し型抜き品
左が今回入手の
型押しの中サイズ


中央(中)と
右(小)比較用の
流し込み品
中と小は顔の向きが少し異なる  
今回の購入品は4点
奈良由起夫さんの「グッド招き猫」と干支ものの「黒姫さん」 
「黒姫さん」は今年の干支ものの一つで信州に伝わる黒姫伝説にちなむ。
地域や古老により伝わる話は多少異なる。ふるさとの伝説と昔話」(中野市公民館 1990)にも掲載されている
ウィキペディア「黒姫伝説」の『信濃の民話』に集録されている話に近いだろう。
黒姫が花見で現れた白蛇にも杯を分けた場面と思われる。
ちなみに黒姫は現在の高梨氏館跡公園に居を構えた高梨家の息女になる

堤人形の干支ものの巳を購入したが、12年前に買っていた。辰を買えばよかった

乙川人形の型押しの招き猫は最近なかなか制作しておらず入手したかった作品。
制作者の杉浦啓仁は杉浦實の跡継ぎだろうか?流し込み作品と見た目はそれほど違わないが重さはかなり異なる




 2025年今年の中野ひな市は終わった。6年ぶりに参加して思ったのは「中野ひな市」は曲がり角を迎えているということ。かつてのひな市の賑わいがすっかり失われている。全盛期のひな市はわからないが、1990年代はブームが加熱して1週間前から並ぶ人がいたり、順番でトラブルが発生したりという時期もあった。
 それでも新型コロナ前はまだまつりとしての活気があった。大勢が人形の購入のために列を作った。全国土人形展示即売会のテント前にも列ができてあっという間にほぼ完売となった。
 今回見ているとまったくまつりの雰囲気は失われてしまっている。おそらく業者も採算が見込めないのか出店している露店も少なく寂しい限りである。そういえば報道関係者も見かけなかった。新型コロナの感染で2020年は中止となり、その後葉書による事前抽選方式となった。この形式が現在続けられている。たしかに遠くから時間と交通費をかけて買えなかったときのリスクは回避できるがそれでいいのだろうか?中野土人形は買えなくても全国の土人形を購入したり大勢が集まるところにまつりの意義がありそうだ。ただの頒布会で終わっては土人形の蒐集家も離れていってしまいそうである。全国土人形即売会の人形の残りを見てもそれはありありとわかる。
 奈良久雄さん、西原久美江さんも高齢となり今後の人形供給にも不安がある。中野ひな市はこのまま衰退してしまうのか?今後の商工会議所の手腕が試されているような気がする。  
 さて来年は事前の見学会には行くだろう。しかしひな市当日は行くかどうかはわからない。